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驚くほど「無知」トランプ政権の内幕

MSN ニュース - 2018-03-11 01:00:16
今年1月5日にアメリカで刊行されるや全世界を衝撃の渦に巻き込んだ話題作、『炎と怒り――トランプ政権の内幕』。ドナルド・トランプ政権の知られざる内情を、1年半にわたる200件以上の関係者取材を基に明かした本作は、発売3週間足らずで全米170万部を突破し、たちまち大ベストセラーに。邦訳版も早川書房から刊行された。ジャーナリスト、池上彰氏が本書の読み解き方を解説する。
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トランプ氏「北朝鮮が約束を守る」

MSN ニュース - 2018-03-11 01:00:16
アメリカ・トランプ大統領は10日、ツイッターで、北朝鮮について「対話が続く限りミサイル発射を行わないと約束した。彼らがその約束を守ると信じている」と述べた。
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上場企業の平均年収、600万円に到達

MSN ニュース - 2018-03-11 01:00:16
毎年各所から発表される企業の平均年収の調査結果。実際に働いている人はもちろん、家族や就活生、転職を考えている人などにも関心が高い話題だろう。上場企業に勤めていると平均年収が高いというイメージを持たれやすいが、実は業種によって平均年収に差がある。 今回は、東京商工リサーチの2016年決算「上場3079社の平均年間給与」調査の結果に基づいて、全体的な平均年収と業界別の平均、平均年収のトレンドについて紹介する。 ■名目賃金は5年連続の増加で初の600万円台 東京商工リサーチが調べた「上場3079社の平均年間給与」調査は、2016年決算(1月期~12月期)の全証券取引所に上場する企業を対象とし、有価証券報告書の情報をもとに平均年間給与を算出したものである。2011年から2016年決算まで、連続比較が可能な企業3079社を対象(変則決算企業は除く)にしている。業種分類は、証券コード協議会の定めに準じ、持株会社(ホールディングス)は中心となる事業会社の業種を採用しているため、事業会社の平均年間給与とは異なっている。 調査結果によると、2016年(1~12月)の上場3079社の平均年間給与は、前年より6万3000円(1.0%)増え、605万7000円だった。2011年に調査を始めて以来、5年連続の増加で、初めて600万円台になったとのことだ。また、平均年間給与が前年より増えたのは1892社(構成比61.4%、前年2060社)で6割を占める一方、減少は1167社(同37.9%、同997社)、横ばいは20社(同0.6%、同22社)だった。 円安をテコに企業業績を大きく改善させたアベノミクスが実質的に始動したのが2012年末だったことを考えても、企業業績の改善と平均年収の増加はほぼリンクしている。この調査結果からも、上場企業は緩やかではあるものの、業績改善によって積み上げた利益を賃金上昇に振り向けているようだ。しかし、この5年間の比較は、金額の絶対値のみを比較しているに過ぎず、物価上昇率は反映していない。 労働者が受け取った金額を名目賃金という。ただ、名目賃金が増えても、物価も同じ割合だけ上昇したら、労働者の購買力は変わらない。労働者の本当の購買力を表した金額を実質賃金という。実質賃金は、名目賃金を消費者物価指数で割ることで求められる。従って「5年連続での増加」「初の600万円台に到達」といっても、必ずしも労働者の生活が好転しているとは限らないことには注意が必要だ。 ■業界別の平均年収は? では、業種別にみてみると一番平均年収が高いのは、金融・保険業の702万9000円(前年698万円)で、唯一700万円台だ。続いて、建設業の671万9000円、不動産業の663万7000円、電気・ガス業の658万6000円である。金融・保険業は、社員数に対して比較的大きな金額を動かす仕事であることが多く、好況期は生産性が高くなりやすいことが理由と思われる。実際、平均年収が2139万6000円と一番高かったのはM&Aビジネスを手がける企業であった。 一方、一番平均年収が低いのは、小売業の500万円(同496万3000円)で、6年連続一番平均年収が低い。これは、小売業が正規、非正規を問わず社員が多く、平均化すると給与が低くなってしまうことが理由と思われる。実際に、国税庁が公表した「平成28年分民間給与実態統計調査結果」を確認すると、2016年の平均年間給与は421万6000円(正規486万9000円、非正規172万1000円)である。正規と非正規の平均給与には2.8倍以上の差がある。上場企業の平均給与と、非正規の平均給与を比べると3.5倍以上の差がつく計算となる。 ■年収1000万円は全体の2%未満 平均年間給与をみると1000万円以上は60社(構成比1.9%)で、調査開始以来もっとも多くの会社数だった。しかし500万円未満も723社(同23.4%)と全体の約1/4を占め、上場企業の給与は二極化していることも窺える。 「年収1000万円」と言うと多くのサラリーマンにとって憧れの存在だろう。調査開始以来、最多の企業数といっても全体の2%未満の存在だ。もし年収1000万円をひとつのベンチマークとしているのであれば、それがどれくらいの割合なのか理解を深めることで、日々のキャリアアップにも身が入るのではないだろうか。(提供:大和ネクスト銀行)
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関根花観、日本人トップでMGC出場権

MSN ニュース - 2018-03-11 01:00:16
「名古屋ウィメンズマラソン」(11日、ナゴヤドーム発着) 東京五輪選考レースである「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権をかけた大会で、リオ五輪1万メートル女子代表(20位)でマラソン初挑戦の関根花観(22)=日本郵政=が2時間23分7秒(速報タイム)で日本人トップの3位に入り、設定記録を破ってMGC出場権を獲得した。初マラソンとしては日本歴代4位の好タイムとなった。 …
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広報が明かした松坂大輔の神対応

MSN ニュース - 2018-03-11 01:00:16
今年のドラゴンズと言えば、松坂大輔。5年連続Bクラスで明るい話題が少なかったシーズンオフ。そこに突如舞い込んできたビッグニュースが平成の怪物の入団だった。キャンプは初日からヒートアップ。「クララが立った…
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犠牲者に祈り、復興願う - 産経ニュース

Google ニュース - 2018-03-11 00:46:00

犠牲者に祈り、復興願う
産経ニュース
2万人を超す犠牲者が出た東日本大震災は11日、発生から7年を迎えた。今なお約7万3千人が避難生活を送り、被災地では亡くなった人々に祈りをささげた。発生時刻の午後2時46分に合わせて東京で政府主催追悼式が催され、仮設住宅や沿岸でも復興を願うイベントや追悼式が行われた。 岩手県宮古市では早 ...

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犠牲者に祈り、復興願う - 産経ニュース

Google ニュース - 2018-03-11 00:46:00

産経ニュース

犠牲者に祈り、復興願う
産経ニュース
2万人を超す犠牲者が出た東日本大震災は11日、発生から7年を迎えた。今なお約7万3千人が避難生活を送り、被災地では亡くなった人々に祈りをささげた。発生時刻の午後2時46分に合わせて東京で政府主催追悼式が催され、仮設住宅や沿岸でも復興を願うイベントや追悼式が行われた。 岩手県宮古市では早 ...
犠牲者に祈り、復興願う 東日本大震災7年西日本新聞

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トランプ氏、北朝鮮の約束「信じる」=「世界最高の取引」期待 - 時事通信

Google ニュース - 2018-03-11 00:38:00

時事通信

トランプ氏、北朝鮮の約束「信じる」=「世界最高の取引」期待
時事通信
... 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、東部ペンシルベニア州で演説し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長からの会談要請を受け入れたことについて、「彼らは(弾道)ミサイルを撃つつもりはなく、私はそれを本当に信じている。彼らは平和を欲しているのだと思う」と語った。 「もう未明に起こしません」=ミサイル凍 ...
「北朝鮮、約束守ると信じる」トランプ大統領がツイート朝日新聞
トランプ氏「北朝鮮は約束守る」=米朝会談めぐりツイートAFPBB News
米朝首脳会談、最高の合意期待 トランプ氏、失敗にも言及神戸新聞
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トランプ氏 習氏の英語表記を間違う

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は10日、米朝首脳会談をめぐる中国の習近平国家主席との9日の電話会談で、「習氏は米国が悪い選択肢をとらず、問題を外交的に解決しようとしていることに感謝すると言ってくれた」とツイッターで明らかにした。トランプ氏はその上で「中国は引き続き助けになってくれている!」と述べ、北朝鮮問題への対応での中国の貢献に謝意を示した。 ただ、トランプ氏のツイートは当初、習氏の名前について英語表記で「XI...
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「美しすぎて」中国で絶賛の日本文化

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
中国メディアは、和菓子は「美しすぎて食べられないほど」と絶賛している。(イメージ写真提供:123RF)
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「燃えよ剣」変革期の生きざま討論

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
司馬遼太郎さんをしのぶ「第22回菜の花忌シンポジウム」が2月16日、東京都千代田区のよみうりホールで開かれ、千人を超す司馬ファンが駆けつけた。今年のテーマは「『燃えよ剣』『新選組血風録』──人は変革期にどう生きるか」。作家の浅田次郎さん、映画監督の原田眞人さん、作家の木内昇さん、国際日本文化研究センター准教授の磯田道史さんの4人のパネリストが活発な意見を展開した。司会は文化外国語専門学校校長で、元NHKアナウンサーの古屋和雄さん。司馬遼太郎賞を受賞した奥山俊宏・朝日新聞編集委員のスピーチも行われた。 * * * 古屋和雄:新選組司馬作品との出会いからお話しいただけますか。 磯田道史:まずいんですが、私は『燃えよ剣』を読んだ記憶がない。『新選組血風録』は大学院時代に読んでいます。あわてて先ほど渋谷の本屋さんで買って開いてみると拾い読みはしていました。私、歴史学者ですから裁判官と同じで、証拠資料はまず一次資料を読んでものにしてから読むようにしています。小説から読むと小説の頭で資料を見てしまう。新選組は資料が少ないニッチな集団。永倉新八(二番隊組長)の『浪士文久報国記事』などを読まないと、と思いながらそのままになっていた。先ほど慌てて数時間で『燃えよ剣』を読破しましたが、土方歳三(副長)、格好いいですね。 木内昇:私は中学時代だと思います。司馬遼太郎をバイブルみたいに読んでいた時期がありました。『燃えよ剣』を手にとって新選組女子がそうであるように土方歳三の格好良さに打ちのめされました。思想が入り乱れる中で、なぜ同じ尊皇攘夷(じょうい)の長州と新選組が戦うのかわからなかった。そこを理解しようとのめり込みました。 原田眞人:たぶん高校時代です。長州贔屓(びいき)の祖父から桂小五郎の話をよく聞いていてずっと新選組は敵でした。『燃えよ剣』を読むと祖父の言っていた新選組と違うと思った。新選組に走ったのはそれからです。今はいちばん映画化したいと思っている作品なので精読しています。『燃えよ剣』の近藤勇(局長)と土方と沖田総司(一番隊組長)との会話にしびれています。 浅田次郎:中学か高校の頃に読んだと思います。ぼくは新選組の小説を三つ書いていますが、歴史小説を書くとは思っていなかった。歴史は好きで読んで新選組マニアの一人でした。新選組ブームというのは20年に1回くらいくるのですが、その間にも新選組オタクが若い人の中に一定数いる。京都にある壬生寺の近藤勇の遺髪塔に行くと泣いている女性がいるんです。 磯田:います、います(笑)。 浅田:歴史上の人物であんなふうに愛着を持たれている人はそういない。でも熱病みたいなもので何年かで冷める。ところが熱冷めやらずに研究し続けている人が存在する不思議なジャンルです。私が『壬生義士伝』を書いてからも新発見がいくつも出ています。ただ、それほど歴史に影響を及ぼしていない。池田屋事件が起きたから維新が10年遅れたとかよく言うが、ぼくはそうは思わない。新選組はいてもいなくても歴史は変わらなかったはずです。純粋な草莽(そうもう)の志士。そこが新選組の最大の魅力です。みんな人間臭くて偉い人はいない。司馬さんは史実とフィクションとを織り交ぜて小説にするのがうまい。『新選組始末記』の子母澤寛さんも上手でした。もっともらしいうそ話がちりばめられている。新選組の小説をどこが史実でどこがフィクションか判別しながら読むのも面白い。 古屋:木内さんは熱病になられた? 木内:浅田さんのお話のような行動をしていたなと思って(笑)。京都には八木邸はまだ残っていますので、土方が芹澤鴨(初期の新選組局長)を襲った時の刀傷を見てどのように殺したのか妄想したり、彼らがたどっただろう道を歩いたり。池田屋事件の現場は小さな石碑があるだけですが、回想しながらそこに何時間もたたずんだり、緊迫感を持って高瀬川の縁を歩いたり。一緒に行った人には理解されず随分と友達をなくしました。函館の土方が死んだ場所でも瞑想(めいそう)を続けました。私のように熱に浮かされた人では友達をなくした人がたくさんいると思います。 磯田:司馬さんは敗者の視点から幕末を書いた。その時に三本の柱を立ててくれた。ひとつは最後の将軍の慶喜。将軍を支える会津藩の松平容保。もう一つが長岡藩の河井継之助。三本立てると家はできる。じゃあ新選組は何かというとその上のテントにかかっている色だと思います。 古屋:ほお、色ですか。 磯田:日本人とはどういうものか。負けるとわかっていながら倒れる家のためにあそこまでやるのか。新選組の色とは何か。日野で武士の世に生まれた。愛国心というか愛郷心というか節義を通して最後までその武士の志を保つようにやった。この対極にあるのが坂本龍馬です。龍馬は新時代に必要と勝海舟や横井小楠らを選んだら過去を捨てて愛す。『竜馬がゆく』と『燃えよ剣』の二つを読むと日本人の両面をとらえて立体的に描かれている。司馬文学の奥深さだと思う。 古屋:『燃えよ剣』が昭和37(1962)年11月、『新選組血風録』が昭和37年5月、そして『竜馬がゆく』が37年6月から連載開始。幕末を勤皇と佐幕の両方から書いています。これはすごいことかなと思います。 磯田:司馬さんの立体史です。 原田:司馬先生は幕末の時代に最大の浪人結社が二つあった、一つが新選組でもう一つが長崎の亀山社中のちの龍馬の海援隊だと書いています。映画の構想を練っていると、龍馬とシンクロさせないといけないので『竜馬がゆく』もまた読んでいます。脇役の土方が冷血で面白い。特に池田屋事件はミステリーです。監察の山崎烝が中に潜んでいたとフィクションで司馬先生は小説を書かれています。ただ、報奨金に名前が載ってないので留守番部隊だったとされています。しかし、確実ではない。どこに真実があるか探るだけでも興味深い。龍馬の側と新選組の側からみるとどう見えるのか。それプラス『胡蝶の夢』の松本良順からみた新選組像もすごいですよ。 浅田:池田屋事件は仕組まれていたと思う。階段を駆け上がっていったのが近藤勇と沖田の2人。永倉新八は2人に負けず劣らずの剣客なのに他流派の神道無念流ですから下で待っている。小説家風の発想ですが、天然理心流の名を上げるために仕組んだパフォーマンスの大成功だった。そうでなければ、師範と師範代が命懸けで飛び込んでいかないと思います。 古屋:新選組のメンバーでいちばん好きなのは誰ですか。 磯田:史料を残した永倉新八とか斎藤一(三番隊組長)が気になります。逆にこの集団がなぜ必要だったか分析して舌をまくのは土方です。当時の武士社会ができなかった情報入手と即時攻撃をした。敵がどこにいるかを探る諜報(ちょうほう)力があって、見つけたらすぐに攻撃する。普通なら警戒する長州藩関係者も入隊させて泳がせ尾行して相手側の拠点を割り出す。会津藩や桑名藩がつかめない池田屋の情報を土方たちだけが知っていた。土方の頭脳は大したものだと思います。 原田:近藤と土方は最初からフライングするつもりだった。会津藩が来る1時間前にやっちゃおうと決めていた。現実に池田屋に後から駆けつけた土方らは会津藩兵を中に入れさせず封鎖しています。 浅田:彼らは名字帯刀を許された農民の出ですからコンプレックスが強かった。土方は武士道のひな型のようなことをしていたのもそのためです。 木内:『燃えよ剣』にも書かれていますが、土方は組織作りの天才だったと思います。ただ、政治色の強い組織ではなく、野性の勘と形骸化した士道の両立で組織を作っていた。隊士たちは土方の勘を理解できなかった。そこの面白さもある。池田屋事件の後に近藤が浮かれてしまった時に試衛館(天然理心流の道場)組の永倉と原田左之助(十番隊組長)ら一団が会津藩に非行五箇条を訴えた。土方は許せなかった。近藤や永倉が江戸に隊士募集に行った翌日に、永倉らと一緒に非行五箇条を出した伍長の隊士を切腹させる。今度こんなことをやったらただではおかないという土方流の粛清です。ただ試衛館組だけは特別に守った。矛盾した粛清ですが隊内を強くまとめていく。思想が二転三転した幕末ですが、一本筋が通ったスポーツ的なチーム作りの面白さを感じます。 原田:思想戦でボロボロになっていくのが近藤です。土方には司馬先生はイデオロギーを語らせていない。喧嘩師の生き様を全うさせている。土方は近藤と芹澤の蜜月を引き離す目的で洋式軍隊を作り取り入れたと思う。『燃えよ剣』ではこのノウハウを会津から学んだとなっていますが、むしろ、当時京都町奉行であった永井尚志に接触したのではないか。蘭学(らんがく)の達人ですから。土方のその後の組織作り、生き様も進んで西洋的なるものを取り入れている。安政の大獄で斬首された越前の思想家、橋本左内にも影響を受けていたように私は思います。 磯田:司馬さんが土方歳三をこんな生き生きと書けた理由は何か。土方が合理的だったことがひとつ。それに思想で動き回らない。土方がいちばん信じているのは剣です。 木内:司馬遼太郎の殺陣のシーンは迫力があります。瞬発力とか臨場感を感じる。読んでいていつも力が入ります。あの迫力はなかなか出せません。 原田:すごくリアルです。ただ、池田屋事件でも1時間40分の殺し合いで実際に死んだのは4人。現実にはサッカーのように前後半45分走りづめとはいかない。真剣は重いし、2分振り回したらまずダメです。ボクシングのように1ラウンド終わったら休んでまた斬り合いをしたと思います。司馬先生は小説で劇的に書いている。 磯田:チャンバラを実際にみた人の証言を集めたことがあります。にらみ合っている時間が長いそうです。斬り込んで指が飛んだり頭が斬られてまげが飛んだりしてまたじーっとにらみ合う。にらみ合う時間は映像化されないから。 原田:にらみ合って「数時間後」とか字幕入れて、また斬り合ってもいい(笑)。油小路の決闘の現場に斬り落とされた指がたくさん落ちていたという翌朝現場を見た老婆の証言もあります。指を切ったら刀を握れないから、そこを狙うせこい剣法も映像でやってみたい。 浅田:『一刀斎夢録』で小説にした斎藤一は謎の多い人で小説にしやすかったし好きです。他は司馬さんと子母澤さんで書ききっているから(笑)。怖い話ですが、指が落ちるのはコテが入るからでしょう。剣道では深い浅いで一本にならないこともありますが、真剣だったら浅くても当たったら指は落ちます。 古屋:土方が芹澤鴨を殺すところとか局中法度を出す場面など新選組が変わる場面があったと思いますが。 磯田:土方が新選組の方向を決めた局面が二つくらいあります。芹澤鴨を殺すと決断する場面と敗戦濃厚となった場面で甲府城を取りにいった前後です。近藤は自分の進む道をいつも女房役の土方に決めてもらっている。 浅田:ぼくは土方が近藤を引きずっていたと思います。近藤は純情で口下手な人。いろんな思想は持っていたが論客ではない。天然理心流でひと旗あげるために京都に来たが自分の思いとは違う方向に行ってしまう。土方はここまできたら引き返す訳にはいかないと引っ張っていく。それが流山の最後の別れになったと思います。 原田:幕末の江戸は道場が600ぐらいあった。大学だとすると北辰一刀流は東大ですね。天然理心流は東京近郊の私立の二流大学。伊東甲子太郎や山南敬助らは東大卒です。流派の違いやコンプレックスが面白い。 浅田:どこまで真実でどこまでうそを書くかは難しい。すべて真実ならノンフィクションか学術書になってしまう。史料を基礎にしながら、いかにうそをつくかが小説家だから司馬さんは本当に素晴らしい。うそに出会うたびにこう来ますかと。小説家から見るといちばん感心する小説です。 原田:虚実の混ぜ方がうまい。本当に薄皮一枚ですから。お雪の絵の先生の名前も出てきて、いるかと思って調べるといない。それに近い残酷絵を描いていた絵師は実在していた。私の中ではお雪のイメージがどんどん膨らんでいます。小説でいちばん気になる人はお雪です。箱館に行く場面も含めていかにリアルに見せるか。 古屋:女性から見て魅力的な人物は誰ですか。 木内:私は永倉新八が好きです。平常心というか、何にも影響されず淡々としていた気がするんです。独特の立ち位置。若い頃の写真と晩年の写真が残っていますが、表情は何一つ変わっていないことに永倉の人生を感じました。6尺(約182センチ)近くあって剣も達人だった。いざという時に近藤をいさめているのが永倉です。土方は近藤に甘いというか、あえて立てて利用していた。その中で正論を言って新選組を引き締めていたのが永倉だったような気もします。 磯田:『燃えよ剣』のラストシーンで土方が討ち死にする場面は剣士のオーラというか風圧を書いている。銃を構える新政府軍の兵士が馬上で剣を構える土方を恐れて近づけない。剣を振るって組織を作り上げた人です。流れ弾に当たって戦死したとしても最後まで剣を振るった。沖縄戦でも抜刀突撃がありました。どこかに日本人は土方的なものを抱えていると思います。 原田:永倉新八は私は読めば読むほどつまらなくなってしまった。土方を別格にするとリアルな人物でいえば井上源三郎(六番隊組長)です。最も古株で土方に反発する若者を源さんがなだめていた。彼は鳥羽伏見の戦いで戦死する。あそこで新選組は崩壊したと思います。 古屋:「男の一生というものは美しさを作るためのものだ、自分の」という土方の言葉があります。 木内:中学高校の時は私もそういう生き方を理想的だと思っていました。変節する難しい時代にあえて土方は自分の意志を曲げずに頑固に貫き通した。沖田総司は労咳で薄幸な美青年で天才剣士というイメージですが、ヒラメ顔という説があります。言葉を交わさなくても土方とツーカーで通じ合えたのが沖田だと思います。沖田も感覚的な人で剣は教えられない。自分が全部できる天才ですから。土方と方向性は違うけれど、土方のことが唯一感覚的にわかる理解者だった。 浅田:沖田が小柄な美青年というイメージはいったいどこから出たのか原典がわからない。色が黒くてヒラメ顔がいつ美青年に変わったのでしょう。 原田:明るいことは間違いなかった。明るさを映像化しようとすると中村錦之助になったりする。ぼくが映画を作る時も沖田は美剣士にします。 磯田:すごいハンディを持っているところが沖田の魅力です。スタミナがないと死ぬのに戦いに参加する。沖田の墓は麻布税務署の向かいにある。普段は閉鎖されていて塀の外からぴょんぴょん跳んでのぞきます。可哀想でいとしい感じがある。 原田:沖田がいることによって『燃えよ剣』が面白くなる。土方の男の美学はいま読むと少し鼻につくところはある。沖田だったら「女だってそうですよ」と言えるタイプ。2人の関係を司馬先生はうまく書かれています。 古屋:司馬さんは「血のにおいが鼻の奥に溜まってやりきれない」と書いておられるが、その小説の中にあえて清涼感のする明るい沖田を登場させたという見方は私の妄想でしょうか。 木内:そういう部分はあります。天真爛漫(らんまん)と剣の道を進んでいく少年で主人公の良き理解者。彼が出てくると安心する。 磯田:沖田だけは戦で相手を倒そうが生存はない。労咳で死が決まっている。そういう人間は無欲にしか見られない。だから必須の人物として描き込んだ。 原田:芹澤鴨を殺す時も土方から「お前は弟のように可愛がられているから部屋が真っ暗でも何があるかわかるようにしておけ」と言われた。最初は沖田は芹澤の寝顔が可愛いと言って断ろうとする。しかし最後は自分が先頭でやらせてくれという。あの明るさは小説として面白い。 浅田:ぼくは芹澤鴨はとても格好いい人だったと思う。スタイリッシュで尊皇攘夷の看板を背負っているスターです。武骨な近藤はその格好良さに影響され、まねをしていた。兄2人は水戸藩士で芹澤家は由緒ある古い名家です。血筋も正しいし教養もある。その芹澤を暗殺した時にハードルを飛び越えた。あそこが「新選組」になった瞬間だと思います。 古屋:『燃えよ剣』の解説で陳舜臣さんは司馬さんが土方と坂本龍馬を同時に書きはじめたことについて、2人は典型の中の典型で、悲劇的な最期を遂げたことも似ている、2人のレクイエムの意味もあったと書かれています。 原田:土方と坂本龍馬は鏡の裏表です。立場が違えば土方も坂本龍馬になっていただろうし龍馬も土方になっていた。2人の間にいるのが永井尚志です。その3人の関係にとても興味があります。 磯田:永井にきちっと証言してほしかった。彼が詳細な回顧を残していれば幕末期の謎はかなり解けると思います。永井は三島由紀夫の親戚ですね。 原田:父方の高祖父です。 磯田 司馬さんは必敗の兵として戦争に行った。武士の世の終焉(しゅうえん)である土方が弔われるシーンを書きたくてこの小説を発想した気がします。 木内:普通は黄金期を書きたくなるのですが、新選組の滅びていく過程を詳しく書いています。組織は崩壊したが最後はお雪さんのように見守ってくれる人がいた。温かみを感じます。 古屋:人は変革期をどう生きるのか。司馬作品を通してのメッセージをいただきたいと思います。 浅田:現在も大変な変革期にあると思います。IT化がすごい勢いで進んでいる。私はついていけない。テレビを見ていてもコマーシャルの半分はわからない。土方のすごかったところは柔軟性があった。変革期には新しいことを理解しなければ、と思いながら私はいまだに原稿用紙に万年筆で書いております。 原田:変革期には勝者より敗者から学ぶほうがいいと思います。才能があるのに無念の思いで死んでいった人たちから学ぶことに意味がある。関ケ原の映画を作った関係もあって石田三成と土方が重なってくる。筋を通して生きている。土方は徳川慶喜みたいな人間を嫌悪していたであろうし、志高く技術の勉強にも励んだ。職人の鑑のような人です。司馬先生が書く前は冷酷無比な男とされていた土方がこれだけ自由に生きて自分の人生を全うしたんだよと教えてくれた。そういう生き方を学んでいます。 木内:司馬さんが書かれるまでは土方も坂本龍馬もメジャーではなかった。そういう人から組織作りや時代を変える目線が生まれた。変革期というと時代を変えた人たちが称賛されますが、今の地盤を守ることも価値がある。変えるほうか踏みとどまるか。最終的に自分がどうしたいのか見誤らないことも大切です。幕末には日和見な人が多かった。得か損かで物事を考えない。自分を通した人生は豊かになると思います。 磯田:我々が直面している問題は土方の悩みそのものだと思います。土方も我々も苦しめられているのは「人間か機械か」という問題です。土方の時代は人間の持つ剣が集団の持つ銃、つまり機械に否定される。銃の前に剣は負けると突きつけられて武士はいなくなった。我々も人工知能・AIの発展に直面している。AIの画像認識もすごいスピードで進み、ここにある菜の花も将来は機械が並べる時代になる。タクシー運転手やスーパーのレジだって人間から機械に変わっていくかもしれない。ある種の人間の否定かもしれない。このテーマはとても大きな意味がある。 浅田:恐怖を感じるね。小説家はアナログな仕事です。会社員ならば最低限パソコンは覚えるのにそれさえできない。それ以前に人工知能が小説を書くかもしれない。 原田:映画界も変わってくる。役者が必要なくなるかもしれない(笑)。デジタライズしてイメージを作ってリアルにすれば、言うことをきくAさんBさんという大スターになっていくかもしれない。 古屋:やっぱり岡田准一さんや役所広司さんのほうがいい(笑)。 原田:もちろんそうですよ。私は土方歳三のように昔からの映画作りにこだわります。幕末には時代を変えようとする若い世代が同時多発的に出てきた。それが今と違う。 磯田:医療技術も進歩するから寿命の姿も変わってくる。何億円もかければ120歳まで生きられる技術ができたら、金持ちは長生きして貧乏人が早死にするのかという問題まで突きつけられる。私は京都に移り住んでから修学旅行の中学生5人を連れて幕末維新の名所を案内したことがあります。コースは彼らが決めて最初は壬生寺の芹澤鴨の墓に行き、新選組の屯所を見せて最後は霊山の幕末志士の墓でした。回った後で「時代は変わるけれども勝っても負けても人は殺さぬことが大事だ」と話しました。格好良く見えるけれど生身の人間が死んできたんだということを抜きにしては司馬さんの本旨に反する気がしました。この物語を読む時にね。 浅田:変革の時代だからこそ必要なのは文学や哲学だと思う。科学は積み重ねてどんどん進歩するから、それを支えるための教養主義がないと崩壊してしまう。 磯田:AIは目標とルールが決まったものについてはあっという間に実現してしまう。しかし、AIは目標を確立できない。原点に戻って考えるためにも教育や人育ての面でも哲学は非常に重要になると思います。 (構成・山本朋史) ※週刊朝日 2018年3月16日号
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被災地に幽霊が、何故あらわれるのか

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
東日本大震災からまもなく7年。いま、2冊の新刊ノンフィクションが注目されている。『津波の霊たち』(リチャード・ロイド パリー著)と『私の夢まで、会いに来てくれた』(金菱清編)。それぞれの著者の二人が、被災地での「死と生の物語」を語り合った。 * * * ──お二人が東日本大震災に継続的に取り組まなければ、と使命感を持ち、書籍を執筆されたのは、どのような思いからだったのでしょうか。 金菱:社会学者の清水幾太郎先生が関東大震災のとき、「地震には、何か質の違う物があって、大地が深い底から揺れ始めると、人間の存在も深い底から揺れ始める」と書かれています。私も阪神・淡路大震災と東日本大震災を震源地に近い場所で経験し、自分自身でなくなるような何かを感じたことがこの7年間の使命感にもつながっています。 ロイド パリー:私も金菱先生と同じような感覚です。20年以上、日本に住んでいますが、来日直後に初めての地震を経験し、衝撃を受けました。東京が将来、大震災を免れないことも知っています。東日本大震災は被害が大きく、日々の報道ではカバーしきれない事例が多々ありました。それらを包含しながら、公正公平な目で本を執筆する必要があると感じたのです。 金菱先生にうかがいたいのは、何度も津波に襲われている三陸地方の人々は定期的に起こる災害だから避けられないと受け入れているのか、それとも毎回、初めて体験することとして、ショックを受けているのでしょうか。 金菱:震災前から沿岸部の暮らしを調べていたのですが、リチャードさんの『津波の霊たち』に登場する大川小学校のある宮城県石巻市では、津波への危機感はそれほど強くなかったと思います。仙台市も同様です。一方で、石巻市より北にある同県南三陸町や気仙沼市では防災意識が高く、社会的にも文化的にも津波への備えがありました。 ●さまよう魂を浄化し供養する唐桑半島 ロイド パリー:私は英語版の『Ghosts of the Tsunami』の読者から、「なぜ日本人はもっと備えができないのか」とよく聞かれました。それに対し、「日本は建物が耐震構造で防災意識も高い。22万人以上が亡くなったスマトラ沖大地震・インド洋津波に比べ、東日本大震災は2万人弱。基本的な備えがなければ、もっと被害は大きかった。唯一の例外が大川小学校のケース」と答えています。 金菱:三陸のある地域では「人生で2度か3度は津波にあうから用心しろ」と親が子へ伝えています。そうした社会的、文化的な備えが、じつは「幽霊」の出方にも影響を与えているのです。 気仙沼市の唐桑半島では、幽霊の目撃談がありません。ここは遠洋漁業が主産業で、津波だけでなく、海難による行方不明者も多い地域です。行方不明者の死を誰が決めるかというと、漁労長です。彼が家族に死の宣告をするんです。また、行方不明者の魂を浄化するために、お寺に魂を呼ぶ「御施餓鬼供養(おせがきくよう)」をします。さらに不幸が起きた海に出るときは穢れを祓う「浜祓い」という儀式をします。こうして除霊されるので、幽霊の出ようがないんです。ところが、石巻市や仙台市では千年ぶりの大津波なので、さまよう魂への対処法が社会的、文化的に備わっていない。そういう地域では幽霊の話が出てくるんです。 ロイド パリー:私が興味深かったのは、被害を受けていない人や地域にも津波が影響を及ぼしていることでした。宮城県栗原市にある通大寺の金田諦應住職にゴーストにとりつかれた人の話をうかがい、お一人にも会いましたが、2人とも津波の被害は受けていません。それなのに、ゴーストにとりつかれる経験をしているのは、彼らの心理的トラウマがそうさせたのだと思うのです。 金菱:霊や超常現象の物語が多いイギリス出身のリチャードさんは、日英で霊の扱いに違いを感じていますか。 ●原始的で素朴な宗教観が浮き彫りになった ロイド パリー:確かにイギリスには霊や超常現象の話がたくさんあります。そして、信じている人もいれば、いない人も。私は信じていない側の人間です。イギリスと日本で違うのは、ゴーストのとらえ方です。イギリスでは現世とは違う稀な経験をしたというだけです。しかし、日本ではゴースト、とくに祖先の霊については、日常生活に「いる」のが当たり前です。震災前、私は祖先の霊を祭るのは単なる慣習と思っていましたが、そうではなかった。日本では、祖先の霊が日常生活に溶け込み、生き続けているのです。 金菱:唐桑のように魂をあの世に送るのは仏教的風習の典型です。ところが、石巻市のタクシー運転手たちが見たという幽霊の話は、その範疇に収まらない。運転手たちはまた幽霊に会うことがあったら、「乗せてあげる」と言うのです。怖いイメージを覆すやさしい幽霊観とでも言いますか。従来の仏教的な概念だけで震災を把握していいのか、という疑問がわきました。制度化されていない原始的で素朴な宗教観が東日本大震災によって浮き彫りにされたのではないかと見ています。 ロイド パリー:私は震災前から東北のことは知っていましたし、執筆のために歴史や文化も調べましたが、震災に対して東北独特の反応や対処の仕方があったのではないでしょうか。違う地域で震災が起きていたら、死者への対応が違ったのではと思うのですが。 金菱:そこは慎重に考えたい部分です。関東大震災や東京大空襲では、霊が出なかったという報告があります。ただ、そうした調査が少ないため、東北だけ霊が出るとは断定しにくいんです。私は、従来の枠組みで考えることは、見えやすいものだけを見ている可能性があると思っています。 ロイド パリー:民俗学の赤坂憲雄先生は、東北は東京の植民地のような存在とおっしゃっています。原発事故でいえば、東京は電力という利益を享受し、福島は事故のリスクを負うというようなことです。東北の人には、自分たちが東京の植民地的に扱われているという怒り、あるいは首都圏を支えているという意識はあるのでしょうか。 ●「東京の二枚舌」に対する東北の不満 金菱:狭義でいえば、「東京の二枚舌」に対する不満はあると思います。2020年の東京オリンピックを復興の象徴と言っていますが、現実には東京の建設ラッシュで資材価格が高騰し、被災地の復興は遅れています。ただ、東北も広いので一括りにはできません。また、東京より、住民の流入が増え、経済的にも豊かな仙台市の一人勝ちという意識のほうが強いと思います。 ロイド パリー:なるほど。英語版の読者の疑問をもう一つ挙げると、「なぜ大川小学校のようなことが起こるのか、日本人はマニュアルに従うだけで、指導力のある人はいないのか」ということです。日本人のステレオタイプ的な見方ですし、私は「そういうことが起きたのは大川小学校だけだ」と説明しています。また、かつて自由民権運動家で陸奥国栗原郡(現栗原市)出身の千葉卓三郎が明治政府に対抗する形で「五日市憲法」を作りましたが、私は大川小学校の遺族の中に、卓三郎のような権力に対する独立の気概を見ました。東北の人には、村社会の保守的な意識と権力に対する気概が共存しているのではないかと感じたのですが。 金菱:難しい質問ですね。私は社会的な問題に焦点を当てることはむしろ避けてきました。私たちはご遺族に亡くなった人宛ての手紙を書いてもらった『悲愛』や新刊の『私の夢まで~』のように亡くなった人との夢を語ってもらったり、ナイーブな内面を探ったりしているからです。不思議なことに、そうした心の吐露には、社会への怒りは一切、出てこない。亡くなった人が夢の中で死の引き金になった原因を追及し、怒りをあらわにすることもありません。 私は、遺族との交流を通じて、インタビューという手法の敗北ではないか、と感じました。インタビューには、取材相手を無意識に強くあろうとさせてしまう「負の面」もあるのではないでしょうか。聞きたいことだけを聞くことで、被災者の世界観を無視しているのではないかと気づいたのです。当事者の話を聞くことで何か分かると思っていたけれど、他人に語らない部分にこそ、社会が注目すべきものが逆に映し出されると考えています。 リチャードさんは震災の取材を通じて、従来の手法が覆させられたという経験はありましたか。 ロイド パリー:対面して話を聞く方法は変わっていません。ただ、1回の取材時間が長く、何度もうかがうことになりました。本の核となる大切な話が、最後の取材で聞いた話だったこともあります。1、2回の取材では聞けなかったでしょう。深い信頼関係を結ぶことの重要性を感じています。 ●時間や空間と死者との関わり方とは 金菱:『津波の霊たち』には、大川小学校の遺族を丹念に追っていった部分と被災地での霊の話が収められています。霊の話は社会的に低く見られがちです。日本のジャーナリストであれば、大川小学校と霊の話を分けて書いたのではないかと思うのですが、一冊にまとめた狙いはどこにあったのでしょう。 ロイド パリー:念頭に置いていたのは物語性のあるノンフィクションを書くことでした。大川小学校のことは例をみないストーリーでしたし、感情に訴えるものがありました。英語版のタイトルの「Ghosts」という言葉には霊だけでなく、人々の感情や人間関係などの意味も込めています。ゴーストのエピソードを書くことで、震災がどれだけ人々にとって衝撃的だったかを伝えられると思ったのです。 ──お二人は震災に対して今後、どのように関わっていこうとお考えですか。 金菱:亡くなった方は過去の存在にされ、社会的に葬られていますが、霊や夢という形で「今」という時間軸や空間をおかす存在になっています。そうした時間や空間と死者との関わり方について、今後も調査していきたいと考えています。 ロイド パリー:日々の報道では震災の記事を出す機会は減っています。また日本のように経済的に恵まれた国では物質的な復興は非常に速い。ですが、心理面を見ると、被災者に及ぼした精神的な影響は生涯、続くでしょう。大川小学校の控訴審も間もなく判決が出ますし、これからも一人のジャーナリストとして一生をかけて向き合っていく問題だと思っています。 (構成/ライター・角田奈穂子) ※AERA 2018年3月12日号
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1カ月で35万回再生された宮城の動画

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
2018年3月11日で、東日本大震災発生からちょうど7年となる。毎年この時期になると、当時の映像が繰り返しテレビで流される。震災の記憶を風化させてはいけない。とても大切なことではあるが、現在の被災地の様子を報じる番組は、驚くほど少ない。 では、実際どうなっているのか? 宮城県沿岸部の現状を、東北を拠点に活動するイギリス人YouTuberのクリス・ブロード氏が伝えている。彼の動画は海外で注目を集め、再生回数35万回以上を記録している。 ・今の宮城県沿岸部 クリス氏は、震災から7年を経た女川町・石巻市・気仙沼市の様子を映像を交えて伝えると共に、5人の人物にスポットライトを当てて、それぞれがどのように震災復興の現実に向き合ったのかを紹介している。 ・唯一無二、女川のギターメーカー 女川町は震災当時に壊滅的な被害を受けたが、1から街づくりを見直す決断をし、防災面はもとより、街の発展にも前向きに取り組んでいるらしい。たとえば、商業エリアには独創的な企業が集まっている。ギターメーカー「グライドガレージ」もそのひとつだ。 同社の梶屋陽介さんは、種子島から女川町に引っ越してきたギター職人だという。彼の作るギター「QUESTREL(ケストレル)」は、神社や仏閣を作るようにネジも接着剤も一切使用していない。高額ながら、日本のみならず世界からも注目を浴びている。 梶屋さんによれば、職人にとって街の風土はとても重要で、復興に向けて前向きな意志を持つ女川町を気に入り引っ越してきたのだとか。 ・石巻でも気仙沼でも グライドガレージの隣には、イタリアの名車「ランボルギーニ」をダンボールで作り上げた今野梱包のショールームがある。その “ダンボルギーニ” は女川町の象徴として、人気を博しているのだとか。 このほかにも、石巻市の漁師がモーニングコールをしてくれる「フィッシャーマンコール」や、気仙沼の渡辺謙さんがオーナーのカフェ「K-port」。日本国内はもとより、海外からの宿泊客が高く評価する民宿「唐桑御殿つなかん」を紹介している。 ・未来へ向けて いずれも現在の宮城県沿岸部の姿であり、国内でもあまり知られることのない現状だ。彼らは皆前向きであり、日本国内だけでなく、海外にも目を向けて情報を発信している。震災から力強く立ちあがる姿は、活力に満ちているようにさえ見える。ぜひ動画を1度見て欲しい。彼らがずっと遠く、未来に目を向けて今を生きていると感じるはずだ。 参照元:YouTube 執筆:佐藤英典
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子猫と鳥の「もふもふレスリング」

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
今回みなさんにご覧いただくのは、モフモフとモフモフの取っ組み合い。 小さくてふわふわの子猫ちゃんが、カラフルな色どりの鳥さんと “くんずほぐれつ” する様子がYouTubeに公開されています。 【先制攻撃は鳥さんの突っつき】 最初にアプローチを仕掛けたのは、鳥さんのほう。 ゴロゴロしていた子猫ちゃんのお尻をちょんちょんと突いて、モフモフのお腹めがけて突進! どうにか子猫ちゃんをひっくり返そうとしているようにも見えるので、ひょっとしたらお腹に顔でも埋めようとしているのでしょうか? 【子猫も応戦してレスリング状態に】 鳥さんの熱烈アタックに、子猫ちゃんはビックリ。負けじと鳥さんをひっくり返したり、後ろ足で押さえようとしたりと、あっという間にレスリングの試合のような状態に発展してしまいました。 【まさか鳥さん…ツンデレなの!?】 その後1度は諦めた様子を見せた鳥さんでしたが、再び突撃。子猫ちゃんの手に噛みついたりと、攻撃の手を緩めようとしません。 最終的には、そんな鳥さんに値を上げてしまった子猫ちゃんがどこかへ走り去ってしまったことで、戦いは “ジ・エンド” 。 きっと鳥さんは子猫ちゃんとどうにかして “お近づきになりたかった” のかもしれませんねぇ。ツンデレすぎてなぜか攻撃的になってしまっていたとしたら……あまりに不器用すぎて萌えちゃうわ~♡ 参照元:YouTube 執筆=田端あんじ (c)Pouch
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ライターが衝撃を受けたチュロス

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
やあ、みんな! 突然だけどディズニーランドはお好きかな? お兄さん(P.K.サンジュン/ 40歳)は千葉県で育ったから幼い頃からよく東京ディズニーランドに行ったもんさ。高校のときは放課後に自転車でディズニーランドまでかっ飛ばしてたぜ! それはどうでもいいとして、アトラクションもパレードも最高のディズニーランドだけど、グルメも最高すぎるよな! お兄さんのお気に入りはチュロス!! 「いろんな味が楽しめるディズニーのチュロス最高ォォォオオオ!」とつい先日までは思っていたんだけど、本場の味を知っちゃってショックを受けているんだ……。 ・メキシコも本場の味 チュロスの発祥については様々な説があるんだけど、スペインがチュロスの本場の1つであることは間違いない。メキシコは16世紀からスペインに植民地化されていたから、今でも多くのスペイン文化が残っているんだ。 建築物はもちろんのこと、言葉だって基本はスペイン語しか通じない。お隣がアメリカなのに英語じゃなくてスペイン語なんだぜ? そして今回ご紹介する「チュロス」もスペインから持ち込まれたものなんだ。 何が言いたいかっていうと、メキシコのチュロスは本場スペインのチュロスとほぼ同じってこと。……とか言いながらスペインに行ったことが無いので確認のしようがないんだけど、メキシコには多くのチュロス専門店がありとてもポピュラーなおやつなんだ。 ・エルモロのチュロス そしてお兄さんが感動したのが、1933年創業の老舗「エルモロ(EL MORO)」のチュロス。エルモロは各種ガイドブックにも掲載されている人気店で、なんと24時間営業している。「24時間いつでも食べたくなっちゃうチュロスってどんな味なんだろう?」そう思ってエルモロに足を運んだんだ。 結局お兄さんは2回エルモロに行ったんだけど、決して広くない店内は昼も夜もお客さんで大にぎわい。揚げたてにその場で砂糖かシナモンにまぶして食べるチュロスは、外はカリッと中はふわふわで「今まで食べてきたチュロスは何だったんだろう?」とショックを受けるほど激ウマだった──。 しかも安い! 基本は1人前4本セットなんだけど、20ペソだったから120円くらいって計算だ。つまり1本30円……! とんでもなく美味しくてこんなに安いって信じられるかい? もうディズニーのチュロスがちょっと太い枝くらいにしか思えないよ……。 ・ホットチョコレートが地獄の甘さ ちなみに、エルモロのもう1つの名物はホットチョコレートだ。こちらはお兄さんの人生で間違いなくもっとも甘い飲み物だった。簡単に言うと「あ、これ1杯飲み終える頃には歯がボロボロになってるな」ってくらい甘い。 ガイドブックには「濃厚な甘さ」って書いてあったけど、そんな次元の甘さじゃなかったよ。ノドが焼けるどころかノドを突き破るんじゃないかってくらい甘かったんだから。実際、ホットチョコレートの後にチュロスを食べても砂糖を一切感じなかったしね。 店内では4~5歳くらいの女の子もチュロス4本をペロッと食べていたから驚きさ。本当の本当に美味しいから、もしメキシコに行く機会があったらぜひエルモロのチュロスを食べてみてくれよな。たぶん飲み干せないけど、ホットチョコレートも忘れるなよ! 参考リンク:EL MORO(エルモロ) Report:P.K.サンジュン Photo:RocketNews24.
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体感温度マイナス40度 支えのスープ

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
試合中に選手が倒れると、「魔法のやかん」を持った控え選手が駆けつけ、倒れた選手の顔に水をかける。すると、スッと立ち上がり、何事もなかったかのようにプレーに戻るといったものである。中身は、どこにでもある普通の水だ。
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設楽の日本新を予言できた多くの理由

MSN ニュース - 2018-03-10 23:54:39
今年の東京マラソンの主役は、もちろん設楽悠太(ホンダ)だった。2時間6分11秒をマークし、16年ぶりに日本記録を更新。日本実業団陸上連合から1億円の報奨金が贈られることも話題となっている。そんななか、今…
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明るいコトしか…3.11後、メディアが報じない「不都合な真実」 - livedoor

Google ニュース - 2018-03-10 23:52:16

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明るいコトしか…3.11後、メディアが報じない「不都合な真実」
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3.11から丸7年。避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは? 見せかけの「復興」が叫ばれる一方、実際の街からは、人が消えている。 メディアが報じない「不都合な真実」を、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストで、『地図から消される街』の著者・青木美希氏が描 ...

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心中か 2歳児死亡、母重体 堺のスーパー - 毎日新聞

Google ニュース - 2018-03-10 23:33:42

心中か 2歳児死亡、母重体 堺のスーパー
毎日新聞
10日午後3時40分ごろ、堺市中区深井清水町のスーパー3階の駐車場で、東大阪市内の無職の女性(35)が男児(2)を抱えて地上に飛び降りるのを男性が目撃し、119番した。大阪府警西堺署によると2人は親子で、男児は同日夜、搬送先で死亡。女性は意識不明の重体。同署は母親が心中を図った可能性がある ...

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